オリジナル『脱力体操』💃
さかいピアノ教室(松本市)のピアノのレッスンでは、レッスンの途中で行う『脱力体操』があります。
小さな子供の生徒さんを中心に行うものです。
一生懸命ピアノに向かって演奏していると…
腕や肩、上半身に力が入り、演奏ミスが増えたり、ピアノの音の響きが硬くなることが多々あります。
以前、ある有名ピアノ講師の先生による、小さな子供の生徒さんの脱力についての講座を受講する機会がありました。
小さな子供の時から、自然に脱力を身につける重要性、その実践方法を細かく具体的に教えていただきました。
その内容を実践しながら更に改良を加えて行っているのが、当ピアノ教室オリジナル『脱力体操』です。
子供の生徒さんは、身体を動かすことが大好きです。
生徒の皆さんはニコニコ笑顔で😁取り組んでいます。
先日読んだ本の中に「知覚神経と運動神経」は同時に力を最大限に発揮することはできない、という内容がありました。
少し難しい言葉でわかりにくいかもしれませんが…
知覚神経(鍵盤に触れる感触)を最大限に発揮することで、運動神経の力み(手指を動かすときの無駄な力)が抑えられる。いわゆる脱力ができるということです。
私が直感で思ったことは、「聴覚神経と運動神経」にも当てはまるのでは?ということです。
ピアノを演奏する時は、自分の出す音をよく聴くことが大切です。
音色の選択、音の重なりのバランス、音の方向性…などをよく聴くこと。
聴覚神経(自分の出す音に耳を傾けること)を最大限に発揮することで、運動神経の力み(手指を動かすときの無駄な力)が抑えられる。いわゆる脱力ができるのではないか?
現在この内容を私自身が実践検証中です。
良い方法を探り、上手くレッスンに取り入れたいと思っています。
生徒の皆さんのより良いピアノ演奏のために…今何が必要か?を日々研究し、演奏機会があるときは実践し、指導者としてこれからも日々邁進して行きます😁