ダン・タイ・ソン ピアノリサイタル 【共演】エヴァ・ポブウォツカ

昨夜、松本市音楽文化ホールにて《ダン・タイ・ソン ピアノリサイタル》を聴きました。
2010年に開催された、同じく松本市音楽文化ホールでのリサイタルを聴いた時のことを思い出します。(その時は、チャイコフスキーの四季を中心に演奏してくださいました。)
ダン・タイ・ソンといえば、昨年開催された第19回ショパン国際ピアノコンクール第1位エリック・ルー、2021年開催の第18回同コンクール第1位ブルース・リウの師です。
ダン・タイ・ソン自身も第10回同コンクール優勝者(アジア人初)であり(過去のブログにも登場しています♪)ショパンの申し子と言っても過言ではないでしょう!
昨日のプログラムは以下の通りです👇

前半は、ダン・タイ・ソンのソロ演奏。
静謐、内省という言葉がピッタリのモンポウ作品から、ショパンへと続きました。
舞台上のダン・タイ・ソンは、高い精神性を体現する高僧のような雰囲気であり、その演奏は心の奥深くへじんわりと語りかけてくる慈愛に満ちた演奏でした。
前半最後のバラード第1番は、嘘偽りなく、これまでに聴いた同曲の演奏の中で…さかいにとって断トツNo.1と感じる演奏でした😂
数多くのピアニストが演奏・録音してきた超有名な作品ですが、昨夜の演奏ほど美しく緻密な表現の演奏は未だかつて聴いたことがありません。
主役のメロディやハーモニーのうねりの中に埋もれることなく美しく立ち上がる左手のオーケストレーションの妙技、決して乱暴にならず美しく響く粒立ちの良いピアノの音色。
まさしく、そのピアニズムに心を鷲掴みにされる😂素晴らしい演奏でした。
休憩を挟んで…後半は、盟友エヴァ・ポブウォツカとの共演プログラムでした。
エヴァ・ポブウォツカも、ショパンコンクールの審査員として、また後進の指導者としても有名なピアニストです。
彼女の生演奏を聴くのは、今回が初めてでした。
舞台に登場したエヴァ・ポブウォツカはとても身体の大きな方で、連弾〜2台ピアノ演奏は迫力満点であり、近現代の作曲家であるプーランク作品を特に楽しく聴かせていただきました。
♪ アンコールにお二人で演奏してくださったのは…《プーランク:シテール島への船出 変ホ長調 Op.67-4》 です。
昨夜は、ピアノ界のレジェンドの演奏を堪能する至福の時間でありました❣️





