人に感動を与えられる、美しい演奏がしたい

先日、『ブーニン』天才ピアニストの沈黙と再生 を観ました。

1985年 第11回ショパン国際ピアノコンクール優勝時のブーニン氏の圧巻の演奏を今でも鮮明に覚えています。

当時19歳のブーニン氏は、他を寄せ付けない「完璧なテクニックに裏打ちされた、自信に満ち溢れる華々しい演奏!(さかいが当時受けた印象)」を繰り広げ、見事に優勝を勝ち取りました。

(どちらかというと第10回優勝者ダン・タイ・ソン氏の演奏の方が個人的に好みであり、幼心に感銘を受けたことも覚えていますが…^^;)

 

あれから、40年以上の時が流れました。

最近こちらの映画の情報に接した時、「そういえば、あのセンセーショナルな印象を残したブーニン氏は今どうしているのだろう?」という、純粋な興味を持ち映画を観にいきました。

 

最初に告白すると、涙なしでは観られませんでした。

それは、彼の過酷な運命に同情する涙ではありません。

芸術(ピアノ演奏)とは…人の命とは…これほどまでに人の心を揺さぶる偉大なものなのか!という感動の涙でした。

あれほどの超絶技巧を誇るブーニンというピアニストが、この40年さまざまな苦難に向き合い、それらに打ち勝ち、真に『人に感動を与えられる、美しい演奏』を追求し続けてピアノに向き合う姿とその演奏は、本当に素晴らしく心揺さぶるものでした。

 

映画の中の最後のインタビューで、これまでの40年を振り返って何を想うか?という質問に対してのブーニン氏の言葉にも感動しました。

これまでの40年についてを語った後…

これからの40年の自分の人生がどう展開していくのかが楽しみであり、また40年後にインタビューしてください!

といった内容(言葉は違っているかもしれません)を語る、氏のユーモアセンスにも人間味を感じてホッコリさせられました😊

 

改めて、「一度きりの人生に、どれほど真剣に向き合い生きることができるか…」そんなことを問い掛けられる映画でもありました。

さかいは、今日も…さかいピアノ教室(松本市)のレッスンに全力投球して生徒さんと向き合っていきますよ❣️

 

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※『ブーニン』 天才ピアニストの沈黙と再生は、アイシティシネマにて4月2日まで上映中です🎞️