小曽根 真 ソロ・ライブ

昨日、八ヶ岳高原音楽堂にて小曽根真さんのソロ・ライブを聴いてきました🎶

 

こちらのホールへ足を運びたい!とずっと思っていましたが、これまでなかなかその機会が訪れず…

昨日は念願叶って、大好きな小曽根真さんのソロ演奏で八ヶ岳高原音楽堂を堪能することができました✨

八ヶ岳高原音楽堂は、期待通りのとても素晴らしいホールでした。

木の温もりと、絶妙な音響設計によるピアノの響きがとても心地良いホールでした。

空間の大きさも適度で、演奏者を‘すぐ目の前’に感じられる距離感が何とも嬉しかったです😊

昨日は、曇り時々雨のパラつく不安定なお天気の八ヶ岳高原でしたが、不思議とライブ中は天井の明かり取りの窓から青空が広がっているのを見ることができました。(写真ではキレイな青空が映らず残念😓)

ご覧の通り、ステージの奥に広がる、ホールを取り巻く木々の美しさにも見惚れてしまいます✨

とても贅沢な空間でした。

 

さて、小曽根真さんの昨日の演奏曲目は以下の通り!

昨日の会場の雰囲気から閃いたというImprovisation (即興)から始まり、小曽根真さんのオリジナル曲の数々…

曲の途中には興味深いお話をたくさん聞かせてくださり、バラード、ブルース、ラテン調…等の演奏で大いに盛り上がりました。

 

小曽根真さんといえば…

♪ 選曲への想い

数年前に松本市音楽文化ホールで聴いたコンサート《小曽根真&アビシャイ・コーエン コンサート》について、このブログの中で少し触れました。

昨日も、偉大なるオスカー・ピーターソンについてのお話がありました。

小曽根真さんは、来たる8月15日本場アメリカにてオスカー・ピーターソン生誕100周年記念ライブに出演されたそうです。(今年はオスカー・ピーターソン生誕100周年のスペシャルイヤーです。)

その時のトリオメンバーが、John Clayton(b)、Jeff Hamilton(dr)、そして小曽根真さん(p)であり…

『音楽でできることって何だろうと考えると…今だからこそ、黒人(J.Clayton)、白人(J.Hamilton)、黄色人(小曽根真さん)の3人がオスカー・ピーターソンを偲んでライブを行うことに意義があると思います!』

その言葉と共に、オスカー・ピーターソンがマーチン・ルーサー・キングJr.への敬意を込めて創ったという《Hymn to Freedom(自由への賛歌)》を、アンコール曲として演奏してくださいました。

『上(空)から、オスカーが見守ってくれていると思います!』

小曽根真さんの想いに心の底から共感し、感動の涙が溢れました。

音楽が、平和な社会を実現するきっかけになれば🫶…これほど素晴らしいことはありませんね。

昨日は、小曽根真さんの演奏とお言葉がとても温かく…大きな大きな幸せに包まれた、最高の時間となりました❣️

小曽根真さん、素敵なライブをありがとうございました😊