中学生Tくんのレッスンで
さかいピアノ教室(松本市)最近のレッスンから…☺️♬
先日、さかいピアノ教室(松本市)の中学生Tくんのレッスンで、オーケストレーションについて考える場面がありました。
オーケストラでは、複数のメロディーをそれぞれの楽器が別々に受け持って演奏し、メロディーを重ねてハーモニーを作ります。
ピアノ演奏では、一人の演奏者が複数のメロディーを一人で演奏しなければなりません。
複数の音の流れを同時に演奏するとき…
・弦楽四重奏(1st ヴァイオリン、2nd ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ)
・木管四重奏(フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット)
などをイメージしてみよう!と提案し…
横に流れるそれぞれのパートを抜き出して演奏。
1st ヴァイオリンとチェロだけで合わせるとどんな響きになるかな?
内声の2つのパートをオーボエとクラリネットだけで演奏するとどんな響き?
いろいろ実験して、イメージを膨らませてみました。
このレッスンの後、Tくんはイメージしながら練習を重ね、それぞれのパートの音の流れをクリアに演奏することができるようになりました。
その上で、各パートの音をどのようなバランスで演奏するとより良い響きになるか…という更に深いレッスンへとつなげることができました。