アルペジオを弾く時に大切なこと
さかいピアノ教室(松本市)では、秋に開催される発表会に向けて準備を開始しました。
年齢の高い生徒の皆さんは、発表会の演奏曲が決まり譜読みを開始しています。
夏休み中には、全ての生徒の皆さんの演奏曲を決定したいと思っています。
今年は生徒の皆さんの主体性を重視し、まず、それぞれの生徒さんの「演奏してみたい!」ご希望曲をお聞きしています。
そのご希望曲が、その生徒さんの実力あるいは少し難易度が高いくらいの場合にはその曲に決定します。
実力とあまりにもかけ離れた(技術的に今は演奏が難しい)ご希望曲の場合は、「来年か再来年にその曲を演奏しよう♪」とご提案。そして、ご希望曲と似た傾向の曲を指導者が候補曲として推薦しています。
毎年さかいピアノ教室(松本市)の発表会では、全ての生徒さんにとって本来の実力より少し難易度の高い曲を選曲して完成まで取り組んでいただいています。
今年も、準備を開始した生徒の皆さんは最初の関門(譜読み)に挑戦中です。
日頃のレッスンで鍛えたソルフェージュの力を発揮して、皆さん頑張っていきましょうね❗️
先日初めてのピアノコンクールに挑戦したYちゃん(小学4年生)も、発表会に向けて新たに準備を開始しました。
今回、発表会で演奏する曲にはたくさんのアルペジオが出てきます。
そのアルペジオは細かくて、広い音域で長く続いていきます。
まだ小さな手指のYちゃんにとって、これらのアルペジオを美しく演奏するためにはちょっとしたコツが必要です。
一生懸命に鍵盤の上に指を這わせて音を鳴らしていくYちゃんは、必死に頑張っていらっしゃいます。
でも、なかなか良い音が鳴らせなかったり、音を外してしまったり…上手く演奏できません。
アルペジオを演奏するときに大切なことは…
しなやかな手首!としなやかな腕!
これが絶対に必要です!
アルペジオに限らずピアノを演奏する時は、常にしなやかな腕、手首、手指であることの意識は必要ですが、特に手首や腕の関節の使い方の工夫によって美しいアルペジオ演奏に繋げていくことができます。
Yちゃんとのレッスンで、現在一つ一つのアルペジオ演奏の実践を丁寧に行なっています。
ピアノ演奏が上手くいかない時には必ず理由があります。
さかいピアノ教室(松本市)では、ピアノ演奏に関するどんなに小さな些細なことでも疎かにせず、一つ一つに誠実に向き合う姿勢が大切である事を生徒の皆さんにお伝えしています。
生徒の皆さんと指導者が一緒に、上手く美しく演奏するための方法を共有していきます。
秋の発表会で、全ての生徒の皆さんが素敵なピアノ演奏を披露してくださる事を楽しみにしています。
いつも、さかいピアノ教室(松本市)にご興味ご関心を持ってホームページを訪れてくださる皆様に、改めて心より感謝申し上げます。
今後も、限られたレッスン時間が有意義な時間となる様、指導者さかいは全力を尽くして参ります。
そして、ホームページ内でその様子を皆様に楽しんでいただけたら嬉しいです😊