務川慧悟ピアノ・リサイタル

昨日、軽井沢大賀ホール 2026 春の音楽祭のトップを切った《務川慧悟 ピアノ・リサイタル》を聴いてきました。
2年前の夏、駒ヶ根市文化会館で《務川慧悟 リサイタルツアー 2024》を聴いて、その素晴らしい演奏に感動したことを思い出します。
今回は、務川慧悟氏が拠点を置くフランスのパリに由来のある作曲家を集めたプログラム構成となっていました。
題して、・・・パリ音楽万華鏡・・・
「パリに生まれ活躍した作曲家とパリにやって来て活躍した作曲家、を一堂に集めてみました。それぞれの作品を聴き、皆さんはどのように感じるでしょうか…」(簡略化しています)
演奏に先だって、務川慧悟氏から上記のお言葉(問い掛け)がありました。

2時間を超える贅沢なプログラム構成であり、さらにアンコールには以下を弾いてくださいました。

今回は特に、2022年に発売された務川慧悟氏の『ラヴェル:ピアノ作品全集』を愛聴版とするさかいにとって、生演奏で務川慧悟氏のラヴェルを聴けることを何より楽しみにこの日を迎えました。
録音された演奏も素晴らしいですが、今回の務川慧悟氏の生演奏を聴いて、改めてラヴェルのピアノ作品がピアノという楽器の可能性を究極まで追求して書かれていることを感じました。
ピアノの音色の多様な変化と、音楽の立体感…
その演奏は、耳で聴くだけに留まらず、全身で響きに浸る(音を浴びる)という感覚を持ちました。
また、アンコール演奏のプーランクとラモーの対比も見事でした。
同じパリジャンであった二人の作曲家の作品ですが、200年以上の時を経ると、こうも違った音楽になるのか…と感慨深く聴かせていただきました。
そして今回は、クラシック音楽を演奏することの責任と心構えを痛感させられる時間でもありました。
悠久の時の流れの中で生み出される芸術音楽を、後世の者が再現するということ…その重みを強く感じる時間となりました。
これほどまでに濃密で素敵な時間を持たせていただき、務川慧悟氏に感謝です😊
これからも素晴らしい演奏を聴かせていただけることを楽しみにしています❣️





