呼吸を意識…そして演奏する音をイメージして
さかいピアノ教室のホームページを開設して、まもなく(来春に)5年となります。
ホームページ開設直後にご入会してくださった生徒の皆さんは、5年の間レッスンとご自宅練習を地道に積み重ね、大きく成長してくださいました。
無料体験レッスンにお越しくださった5年前には、多くの生徒さんが保育園生、幼稚園生、小学1年生でした。
幼くあどけなく小さかった皆さんは、今、小学校の高学年に成長しています。
その後にご入会してくださった生徒の皆さんも、数年間で心身共に逞しく成長を遂げています。
来月には、恒例のさかいピアノ教室(松本市)の発表会を控えています。
今回の発表会は約5年間の集大成であり、例年以上に生徒の皆さんの成長を感じることができる素敵な演奏を聴ける予感✨がしています。
指導者さかいは、来月の発表会がと〜っても楽しみです😊
最近のレッスンでは、全生徒さんが、発表会で演奏する曲の仕上げの段階に入っています。
それぞれのレッスン時間に、発表会当日の予行練習を行っています。
♪名前を呼ばれたらステージに登場〜お客様に向かってお辞儀〜ピアノの前に座り〜演奏開始〜演奏終了〜再度お辞儀〜ステージを去る♪
上記のような発表会当日の一連の流れを行っています。
その際に多く見受けられるのが、『緊張して身体が硬直して(ガチガチに固まって)いること』、『準備なくピアノを弾き始めてしまうこと』です。
たくさんのお客様の前でのピアノ演奏は、緊張感抜きに行えるものではありません。
指導者さかい自身が、当ピアノ教室の誰よりもその緊張感を経験してきています。
何十年という年月の間、ステージでピアノを演奏する機会は数えきれないほど経験してきましたが、回数を重ねたからと言って緊張感が軽減されることはありません。
それでは…何か対処法は?と聞かれれば、次の点を意識することです。
⭐︎ 演奏の前には、呼吸に意識を向けて深い呼吸を行うこと。
⭐︎ 深い呼吸と連動して身体の筋肉を緩める(脱力)意識を持つこと。(尊敬するピアニスト、マリア・ジョアン・ピレシュ女氏が語っていた脱力法を実践。)
⭐︎ ピアノを弾く直前には、自分の内側に音楽が流れている(ピアノの音を鳴らす前から音楽は始まっている)。→どんな音色で、どんなテンポで、最初の音を開始するかイメージする。
これらを意識して演奏に臨んでいます🧐
生徒の皆さんが長い時間を掛けて準備してきた演奏を、舞台上で思い通りに披露していただけることが何よりの願いです。
そのためには、緊張感に支配されずに演奏できること!に尽きます。
残り少ないレッスン時間の中で…今、お一人お一人に助言を行っているところです❣️