楽譜を眺めて…どこがポイント?
さかいピアノ教室(松本市)《子供のピアノコース》の最近のレッスンから♬
Eくん(小学2年生)のレッスンで、教則本の中に出てきたのは…
左右の手でメロディが追いかけっこしている様な「カノン」と呼ばれる音楽形式の曲です。
追いかけっこの代表曲といえば、「カエルのうた」ですね。
皆さんも、ピアノや歌で一度は演奏したことがあるのではないでしょうか🐸
同じような曲として、下記の様な例があります。
一見、似たメロディを左右の手で演奏するのは簡単な様に思われますが、これ、想像以上にとっても難しいことなんです😂
しかし、Eくんは楽譜全体を見渡して👀・・・💡ひらめきました。
『右手の音がのびている時に左手の音が動いて、左手の音がのびている時に右手の音が動いてるよね〜!』
良いところに気づきました👏
ピアノ演奏をする時にとても大切なことの一つが、楽曲構成を把握する(自ら気づく)ことです。
大人(指導者、保護者様、等)からの押し付けではなく、自らの目で見て気づけること!
Eくんのさりげない一言…
『右手の音がのびている時に左手の音が動いて、左手の音がのびている時に右手の音が動いてるよね〜!』
指導者が先に伝えてしまえば、それまでです。
自ら気づく!ことこそが大切です✨
ピアノ演奏を深めていくために、こうしたことに気づくことが「楽曲構成を自ら把握する」入り口になる!と強く感じます。
楽譜に書かれた情報を読み取り、思考を駆使して分析していく力を育んでいくことで、ピアノ演奏をより素晴らしいものにしていき、また、演奏者本人の世界を広げていくことにつながっていきます。
この気づきによって、Eくんはスムーズに演奏をすることができましたよ😊
さて、音楽形式「カノン」の先には…「フーガ」があります。
「フーガ」といえば、音楽の父 J.S.Bach が代表的です。
先日、NHK【クラシック倶楽部】で放送された、ファジル・サイのゴールトベルク変奏曲/J.S.Bach(2025/1/26モーツァルテウム大ホール(ザルツブルク))を観ました。
凄い演奏でした❗️ 度肝を抜かれました😳 こんなにカッコいいJ.S.Bachは初めてでした😎
約1時間の放送時間が、あっという間に過ぎ去りました❣️