生徒さんと一緒に聴く喜び

昨日は、キッセイ文化ホール(長野県松本文化会館)にて《辻井伸行 ショパン・スペシャル》協奏曲連続演奏会を聴いてきました。

・ピアノ協奏曲 第2番 へ短調 Op.21/ショパン

・ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 Op.11/ショパン

どちらも、繊細で憂いを帯びたメロディー、民俗舞曲風のオーケストラとピアノの掛け合い等、若かりしショパンの希望と不安の中に揺れ動く心のうち、そして祖国ポーランドへの愛を強く感じる作品だと改めて感じました。

青年ショパンが作曲したこれら2曲のピアノ協奏曲を聴いていると、瑞々しく若々しい青葉🌿を連想させてくれます。

ピアニスト辻井伸行さんのピアノの音色は、何といっても粒立ち❗️

昨日も、ピアノの音がキラキラと煌めいていました。

 

今回、さかいピアノ教室(松本市)《子供のピアノコース》に通うRくんのご家族が皆さんで聴きに行くはずだった演奏会でした。

しかし、Rくんのお父様のご都合が悪くなってしまったため、急きょ私がその貴重なチケットをお譲りいただくことになりました。

Rくんのお父様、今回は思いがけず貴重な機会をいただきまして、ありがとうございました✨

そして、当ピアノ教室のもう1人の生徒さん、高校生Tくんもご家族でこの演奏会に行かれることを事前にお聞きしていました。

会場で、それぞれに想いを馳せながらショパンの作品を鑑賞していたことと思います。

ショパンが作曲家として今後ますます花開いていく青春時代の代表作品を、これから豊かな人生を歩みゆく生徒さん達と一緒に鑑賞できた時間は、私にとってとても嬉しく有意義なひと時となりました🎶😊