自ら気づく時を待って〜Yちゃん(小学3年生)
さかいピアノ教室(松本市)《子供のピアノコース》にご入会後、今月で丸3年になるYちゃん(小学3年生)は揺るぎない自分軸を持ったしっかり者の女の子です。
この3年間を振り返り、Yちゃんとはいろいろなやりとりがあり濃い時間だったと改めて感じています。
Yちゃんとのレッスン時間は、指導者さかいにとって多くを考えさせられる時間でもありました。
最近では、インターネットの中でピアノレッスンに関する多くの情報が伝わってきます。
ピアノレッスンに通う子供の生徒さんやその保護者様のお悩みについても知ることが出来ます。
その内容は様々ですが、大抵、それぞれの指導者とその生徒と保護者様の想いにズレがあることが原因の様に感じます。
さかいピアノ教室(松本市)では、お一人お一人のピアノレッスンへの想いやピアノに対する未来ビジョンを都度確認し、指導者と生徒と保護者様が納得した上で日々のレッスンを行う工夫をしています。
子供の生徒さんのピアノレッスンの中で、指導者にとっても生徒さんご本人にとっても最も難しく、かつとても大切な事の一つが『ピアノ演奏時の手指の形や手指の使い方』ではないでしょうか。
ピアノ演奏の『一番の要(心臓部)』である手指問題!
指導者さかいにとっても、指導時の永遠の課題であると感じています。
前述のネット上のピアノレッスンお悩み問題の中にも、以下の趣旨の内容が多く見受けられます。
・指導者がレッスン中に指の形ばかりにこだわり、子供の生徒さんご本人のピアノ演奏の意欲が低下してしまった…
・まだ柔らかい小さな手指にお構いなく無理なピアノ演奏を強いることで、変な癖がついてしまった…
Yちゃんも、ピアノ演奏時の手指の形や使い方の指導に悩むことが多かった生徒さんの中のお一人です。
この3年間、私生活でも様々な環境変化があったYちゃんですが、そんな中でご自分なりのピアノへのスタンスを貫き、ご自分の意志で一つ一つクリアしていく姿勢はずっと変わりありませんでした。
過去のブログの中にはYちゃんの事を記した内容がたくさんあり、改めてその内容を振り返ると…
改めて、Yちゃんは誰より音楽が大好きで、納得すれば猪突猛進!の女の子だな〜と再確認しました。
そのYちゃんがここ最近、ピアノ演奏時に理想の手指の使い方をご自分で積極的に行おうという姿勢が多くみられる様になってきました✨
音楽を!ピアノを!楽しむことを忘れずに、その上で理想の手指の使い方を自ら真剣に行うYちゃんの成長に感動を覚えています🥹
諦めることなく辛抱強く…自ら気づく時を待つこと!の大切さを改めて感じさせてくれたYちゃんです。
Yちゃんをいつも温かく見守り、寄り添い励まし続けてくださる保護者様にも感謝の念でいっぱいです。
今何を一番優先すべきかを見極め、楽しむことを忘れず、未来が明るく開かれていくようなピアノレッスンを行なっていこう❣️とYちゃんの3年間の成長から感じさせていただいています。