空間を「読む」〜藤田真央氏の言葉

さかいピアノ教室(松本市)の発表会から2週間余りが経ち…これまでに、出演された生徒の皆さんほぼ全員の生のお声(感想)をお聞きすることができました。

今回の発表会後は、今までになく『ホール演奏での音の響きについて』言及される生徒さんがいらっしゃり、興味深く感じています。

 

Sさん(中学2年生)は、ミスの無いまとまりのある演奏を披露してくださいました。

Sさんご本人は『もっとホール全体に大きな音を響かせることができたら良かった!』と感じたそうです。

 

♪ Kさん(大人の生徒さん)は、今回のホールでの演奏は初めてでしたが、落ち着いて素敵な演奏を披露してくださいました。

Kさんご本人は『ピアノの音量の調整具合に戸惑いました!』とご感想をいただきました。

 

♪ Mちゃん(小学4年生)は、練習の成果を存分に発揮してくださり、ミスなくまとまった良い演奏ができました。

Mちゃんご本人は『緊張して一気に弾いてしまい、もう少し落ち着いて表現(響きに工夫を凝らして演奏)できたら良かった!』と感想を述べてくれました。

 

その他の生徒の皆さんからも、それぞれに発表会の演奏の感想や思いをいただきました。

 

今回、ホールでのピアノ演奏の音の響かせ方について感想を述べてくださる生徒さんたちの声が印象に残ったのは、この1年の間、指導者さかい自身も様々な環境下のピアノを演奏する機会があり、それぞれのホール(会場)の音響や各ピアノの個性について深く考えさせられることが多かったせいかもしれません。

 

 

折しも、先週発刊されたばかり…ピアニスト藤田真央氏の新刊《指先から旅をする(文藝春秋)》を読み進めている最中で、まさしくホールの音の響かせ方に言及する場面があり、興味深く読ませていただいています。

 

 

今まさに生徒の皆さんと語っている内容とシンクロするものであり、約1年前ここ松本の地での藤田真央氏のピアノ演奏に感銘を受けた一人として、彼の演奏を再び生で聴きたい!と強く感じている所です。

今後さかいピアノ教室(松本市)の生徒の皆さんと、ホールとピアノの関連性や練習時の意識の持ち方についても、レッスンを深めていきたいと思っています。

 

 

また、藤田真央氏のこの著書には、指導者さかいが現在進行形で学んでいるJAZZに関する内容も含まれていて感動しました🥹

さかいピアノ教室(松本市)の発表会が終わり一段落した今、再びJAZZの学び(練習)に没頭している指導者さかいです🎹

藤田真央氏の著書内のJAZZ談義については、後日改めてブログにて掲載させていただくかもしれません。

音楽の無限性💫を益々強く感じている指導者さかいです❣️