自由に音楽で遊んでみよう❗️

さかいピアノ教室(松本市)子供のピアノコースのレッスンでは、教本に沿ってピアノ演奏の《基礎》を学び、身につけた《基礎》を応用させて素敵なピアノ曲をたくさん演奏できるようにしています。

私自身レッスンを長年継続してきた中で、何よりも《基礎》の大切さを身にしみて感じています。

演奏する時の姿勢や身体や手指の使い方、演奏に大きく影響する脱力や呼吸の仕方、運指の大切さ、楽譜を読む力、創造力と想像力、etc.…

ピアノ演奏に必要な細かい留意事項は、上記のような言葉で表せないようなモノもたくさんあります。

そんな一つ一つを、レッスンで丁寧にお伝えしています。

 

最近はSNSの普及により、子供の生徒さん達も日常的にYouTube等のピアノ演奏動画をたくさん目にし耳にしている様です。

それが如実にわかるのが、子供達の鍵盤に向かう姿勢です。

たくさん並んだ白い鍵盤、黒い鍵盤を、まるでゲームやおもちゃの一部のように、実験さながら楽しそうに探り弾きしていく生徒さんがたくさんいます。

それはある意味、ピアノレッスンの《基礎》を学んでいる中では危険行為⚠︎(基礎を習得していないうちに適当に演奏をすることが悪い癖をつけてしまう)かと思われがちですが、指導者が正しく導いていくことでその探り弾きがプラスに転じていきます。

 

先日、さかいピアノ教室(松本市)に通うMちゃん(小学2年生)のレッスンで、思わぬ展開がありました。

その日のレッスンでは、まずいつものように教材の宿題曲を演奏しました。その曲は、移調すると雰囲気はどう変わるかな?という課題があります。

その時Mちゃんが気付いたのは、鍵盤を長2度ずつ順番に弾けば(長調の)ドレミになること💡

どの鍵盤からでも長2度ずつ進行していけば(長調の)ドレミになることを自分で発見したMちゃん。

「Fa-So-Raと弾いてもドレミに聴こえるね〜!」

「So-Ra-Siと弾いてもドレミに聴こえるね〜!」

と、楽しそうにいろんな鍵盤を試し弾きしていきます🎹〜🎶

 

Mちゃんは、約1年前ここ長野県松本市にお引越ししてくる前は大手音楽教室でグループレッスンを受けていました。

お友達と一緒にこんなことしたよ!とか、こんなことが楽しかったけどこんなことは嫌だったな〜、なんて時々懐かしそうにお話ししてくれます。

元々グループレッスンで複数人で鍵盤に向かうことが当たり前だったMちゃんはアンサンブルをすることが大好きです。

一緒に歌ったり、リズム打ちしたり、連弾したり、等がとても楽しかった様です。

そうだ😁Mちゃんと『ドレミ』アンサンブルをしよう!と思い立ちました。

あらゆる鍵盤で『ドレミ』を楽しんでいるMちゃんに、鍵盤の端から端まで『ドレミ』で移動してみよう❗️と提案。

ノリノリのMちゃんの『ドレミ』奏に、私が即興伴奏をつけていきます🎶

長2度の鍵盤を探して次々と鍵盤に指を這わせ、間違えないように真剣そのもののMちゃん!

アンサンブルの流れを止めないように頑張りつつ、同時に『ドレミ』の音色の変化を楽しそうに味わっているMちゃんがいました。

一通り端から端まで、全鍵盤を演奏し切ったMちゃんは「もう1回やりたい!」と目をキラキラ輝かせています˚✧₊⁎⁺˳✧༚\(^^)/˚✧₊⁎⁺˳✧༚

その日のレッスンは、レッスン時間終了ギリギリまでMちゃんと私の即興連弾が続きました。

レッスン終了後、帰途につくMちゃんは大満足の笑顔でした😊

 

 

さかいピアノ教室(松本市)では、ピアノって楽しいな💖そう思っていただけるよう、全ての生徒さんのレッスンを工夫して行っています。