美しい音の響きに耳を澄ませて笑顔に
長野県松本市ではここ数日、家の外には雪☃️がうっすらと積もり冬本番となりました。
雪に閉ざされた空間に身を置くと、全ての音が雪に吸い込まれシーンと静まり返る無音状態を感じることがあります。無音も音楽の一部!この季節は、そんなことを改めて思います。
さかいピアノ教室(松本市)に入会して間もないHくん(年中さん)は、全身で音楽を感じ表現してくれる感性豊かな男の子です。
先日のレッスンでは、一緒に歌うドレミの歌の最後に奏でるアルペジオの音に目をキラキラ✨と輝かせていました。私が演奏するピアノの音の響きに興味深々。
真似をしてピアノの鍵盤をジャラジャラ〜🎶と鳴らそうとします。
『同じ響きを僕もピアノで響かせてみたい❗️』
そんなHくんの強い思いを感じました。
興味は成長のチャンス😉
早速、Hくんの小さな手で押さえることが可能な和音を一つ一つ丁寧にゆっくりと教えてあげました。
まずは「ド・ミ・ソ」から。
一生懸命、鍵盤に指を這わせ和音を奏でるHくん。
『キレイな音だね〜』小さな手で和音の音を響かせ、その音に感動してつぶやきます。
何度も何度も和音を奏で、その響きに耳を澄ませて嬉しそうに笑顔を見せてくれるHくん。
美しい音の響きは心を豊かにしてくれるという、とても大切なことに改めて気づかせてくれました。
ピアノは無造作に音を出せる楽器ですが、Hくんの様に幼い時から美しい響きに耳を傾けて、良い響きとそうでない響きを聴き分ける耳を育ててあげたいと強く思いました。