指導者として願うこと

ここ数ヶ月の間さかいピアノ教室(松本市)の発表会の準備で慌ただしい日々の中、これを書きたくても書けずにきましたが、ようやく少し落ち着いた今、ずっとお伝えしたかった想いをお伝えしていきます❣️
数ヶ月前にこちらの本を読みました。
《バッハを弾いて人生を変えよう!》ジェイムズ・ローズ 著(稲垣えみ子 訳)

ご興味ある方には、こちらの本を手に取り内容に目を通していただきたいと思います。
さかいが感銘を受けたのは、訳者の稲垣えみ子氏の『あとがき』の文章です。
・・前略・・


・・中略・・

・・中略・・

・・中略・・

・・後略・・
ピアノという楽器は、一朝一夕に上達させられる楽器ではありません。
レッスンに通ってくださる生徒の皆さんは…誰もが大きく頷いてくださることでしょう。
稲垣えみ子氏のおっしゃる通り、たとえピアノ演奏の良し悪しで一喜一憂する気持ちがあったとしても、皆さんには正々堂々とピアノに向き合っていただきたいです。
最近では、音楽に関わる様々な場面で、競争の是非が議論されるようになりました。
所詮、音楽を含む芸術の良し悪しをはかることはできません。
芸術にたずさわる方々自身が、どれだけ自分自身を信頼し愛と情熱を持って取り組むか…
これこそが、シンプルでかつ幸せを感じる一番のコツではないでしょうか。
これを記しながら、長年さかいピアノ教室(松本市)のレッスンに通い続けてくださる、《大人のピアノコース》の生徒の皆さんのことを思い浮かべています。
さかいピアノ教室(松本市)《大人のピアノコース》の生徒の皆さんは、ピアノを演奏することを心から愛し楽しんでくださっています。
発表会の舞台に毎年上がり続けてくださる生徒さん、発表会には出演されずともレッスンに通い続けてくださる生徒さん…
それらの生徒の皆さんは、周囲と比べて一喜一憂することなく、純粋にピアノを弾くことが楽しくて仕方ない💓という皆さんです。
これから大きく成長し大人になっていく《子供のピアノコース》の生徒の皆さんの中にも、日々学校の事や他の習い事でお忙しくても、まだまだピアノを続けていきたい!とおっしゃってくださる生徒さんがたくさんいらっしゃいます。
指導者にとって、何より嬉しいお言葉です😊
ピアノを演奏する上で、基礎力は必要不可欠です!
そこのところは疎かにせず、生徒の皆さんには自由にノビノビと自分自身を信じてピアノに向き合っていただきたいと願っています❣️





