絵本の読み聞かせのように
さかいピアノ教室(松本市)に入会して3ヶ月のMちゃん(年少さん)は、絵本が大好き。
お教室に入ってくると、本棚にある絵本コーナーにまっしぐら!
Mちゃんにとって、何よりも絵本が興味の対象なんですね。
お母様は、『毎週のように図書館で何冊もの絵本を借りてきて読み聞かせを楽しんでいます。』とお話ししてくださいました。
絵本大好き…とても良いことです。
物語の世界に心を遊ばせ、イメージを膨らませて楽しむMちゃんの頭の中には、きっと私の想像できないようなパラレルワールド(?)が広がっていることでしょう✨
しかし、ここはピアノのレッスン室🎹
絵本を読んで終わり!というわけにはいきません。
入会したばかりの頃のMちゃんは、絵本が読みたくて、レッスンへの切り替えが難しい時もありました。
最近は『レッスンが終わってから絵本を読もうね。お約束!』としっかり目を見てお約束し、レッスン時間が終了すると絵本を読んで満足し、終了のあいさつをして帰って行きます。
そんなMちゃんとのレッスンでは、現在は鍵盤の上で自由にたくさん遊んでいます。
黒い鍵盤を探す〈黒鍵カード〉が大好きなMちゃん。
黒鍵の理解からド、レ、ミ…と鍵盤の理解を深めて行きます。
私が、童謡を歌いながら黒鍵でメロディーを奏でると…
一緒に鍵盤の上に手を置き、まるでピアニスト🎶になったかのように私の弾き語りのまねをしてくれます。
実際に、ヨナ抜き音階で出来ている童謡唱歌は黒鍵のみで演奏できるので、幼い子供の生徒さんの入門時の鍵盤遊びにはもってこいです。
まだ小さな柔らかい指に悪い癖をつけないように、鍵盤遊びでは細心の注意を払います。
Mちゃんが絵本からたくさんの想像力を膨らませているように、音楽からもいろいろなイメージを持ち、それを自由に膨らませ楽しんでほしいと願いながらレッスンを行っています。
絵本や童謡を糧にMちゃんが大きく成長した時、どんなピアノ演奏をしてくれるのか今から楽しみです😊