成長した未来に…豊かなピアノ演奏ができるように
さかいピアノ教室(松本市)のMちゃん(小学2年生)はご入会から3年3ヶ月が経ちました。
ご入会してくださった当初は、恥ずかしそうにお母様の後に隠れて…恥ずかしがり屋で内弁慶な女の子でした。
そんなMちゃんでしたが、レッスンを継続するうちに少しずつ積極的な様子を見せてくださるようになりました。
最近のピアノ演奏にも、その積極性が表れています。
毎週、しっかりとご自宅練習を行い課題をクリアしてくださいます。
指導者の想いとMちゃんの想いが行き違うことなく、気持ちの良いレッスンが続いています。
先日のレッスンでも、Mちゃんは課題曲をミスなく演奏してくださいました。
その日は、演奏をより美しく魅力あるものにするために次の点に的を絞ってレッスンを行いました。
⭐︎右手メロディーと左手伴奏の音量のバランスは良いかな?
⭐︎左手アルペジオ伴奏の5指に腕の重みが乗って重い音にならないように、5指の第3関節(指の付け根)から指の重みだけで演奏しよう!
(多くの生徒さんは手首が固まっていることが多いですが、Mちゃんは柔らかい手首でアルペジオ伴奏ができています👍)
⭐︎クレッシェンド、デクレッシェンドが記された箇所の演奏を工夫してみよう!
⭐︎曲の終わりは、丁寧に終わらせる意識を持って音色選びをしよう!
ピアノという楽器は、誰でも音を出す事ができます。(極端ですが…猫が鍵盤の上を歩いて音を出している動画も見たことがあります。)
ピアノは簡単に発音できる楽器だからこそ、演奏者の意識次第で‘美しい音’にもなれば、聴き苦しい‘雑音’にもなってしまいます。
ピアノには無限の可能性があり、その美しさ・豊かさの追求こそが演奏者の責務だと感じています。
さかいピアノ教室(松本市)では、ピアノ演奏時、その一音一音に耳を傾け心を寄せることの大切さをお伝えしています。
《子供のピアノコース》では小さな生徒の皆さんにも、美しく豊かな演奏のために何を行ったら良いのかを一つずつ丁寧にお伝えすることを心掛けています。
それらをコツコツと積み重ねていった先にこそ、演奏者自らが心豊かにピアノと向き合うことができる未来があると信じているからです。
楽譜上の音符をただ無造作にピアノ演奏するだけの、心が痛むような‘音が苦’にならないように…
祈りを込めて日々のレッスンを行っています😊
先日、Mちゃんのお父様より素敵な贈り物を頂戴し😂大感激の指導者さかいです💓
大好きなピアニスト藤田真央氏の直筆サイン入り著書です✨
ぜひ、皆様にもご一読オススメします❣️
藤田真央氏の、ピアノにまつわるワクワクが満載です👇