生徒さんの成長を感じる時

さかいピアノ教室(松本市)では、秋の発表会に向け、それぞれの生徒さんが演奏曲の準備を進めています。

特に《子供のピアノコース》の生徒の皆さんは、普段のレッスン教材より難易度の高い難しい曲の譜読みに向き合っている真っ最中です!

まだレッスンで習っていない記号や楽語が出てきたり、音符の音域が広く読譜に苦労したり、リズムが難しいものであったり…

皆さん、それぞれに大変な様子が見て取れます😂

それでも、ご自宅で着々と譜読みを進めてくださっている生徒さんが大半です

しかし中には、思わず楽譜に向き合うことが嫌になり、課題が進まずに一週間が過ぎ、次のレッスンを迎えてしまう生徒さんも見受けられます。

もちろんレッスンにおいては、指導者が一緒に譜読みを進めたり、演奏の仕方の見本を披露したり、生徒さんを励ましながら演奏の後押しをしています。

譜読みの期間が一番大変であることは、指導者自らが一番実感していることなので、子供の生徒さんの心中は察するに余りあります。

でも、『それじゃ〜譜読みしなくていいよ〜!練習しなくていいよ〜!』とは言えませんよね😅

この様な時には、レッスン中いつになく厳しい言葉がけをすることになります。

 

長年指導をしてきた経験から、指導者として絶対に揺るぎのない思いがあります。

子供の生徒さんに対して、厳しい言葉をかける時に必ず意識していること、それは、何より

“生徒さんを信頼すること”です。

“あなたなら絶対にできる、絶対に大丈夫、先生は信じているよ!”

心からこう信じて言葉がけをすることが大切であると実感しています。

どの生徒さんも、信頼をベースにした厳しい言葉掛けには必ず応えてくださいます。100%、次回のレッスンでは進歩してくださいます。

もちろん、それが微々たるものであったとしても、少しでも努力して進歩した様子を見せてくださった生徒さんには、大絶賛の褒め言葉を掛けています。

その時の生徒さんの嬉しそうな、誇らしげな笑顔を見るのが、何よりうれしい瞬間です😊

さあ今日も、生徒さんお一人お一人の素敵なピアノ演奏と弾ける笑顔にお会いできる幸せなレッスン時間を楽しみにしていますよ〜🎶