第18回ショパン国際ピアノコンクールFinal round
昨日より、Final roundが行われています。
Final roundに挑んでいる12名のコンテスタントの演奏をYouTube にて次々と拝聴しています。
地球の裏側で行われている演奏を、こんなに手軽に聴きたいときに聴ける現状が…何とも信じられない思いです。
かれこれ40年前、例のポゴレリッチ事件で話題となった同コンクールを、その当時まだ10代初めの私は、FM放送から流れる貴重な音源を貪るようにカセットテープに録音して聴いていたのを懐かしく思い出します。
その時の優勝者ダンタイソンさんは、今回は審査員席にいらっしゃいます。
時の流れはあっという間ですが、世の中はこんなにも大きく変遷を遂げていることに改めて驚くばかりです。
しかし、脈々と受け継がれるピアノ演奏の歴史は、これまで〜現在〜これからも変わらず受け継がれていくことでしょう。
さて、明日で全てのRoundが終了し優勝者が決定するわけですが、一足早く、私が昨日と今日8名のコンチェルトを聴いて感じた演奏者それぞれのイメージを一言で現してみました。(あくまで私見ですので悪しからず😅)
・KAMIL PACHOLEC(Poland)…空気、水のような自然
・HAO RAO(China)…若さ、青い情熱
・KYOHEI SORITA(Japan)…気遣い、周囲を巻き込むアレンジャー
・LEONORA ARMELLINI(Italy)…聖母、母なる大地
・J J JUN LI BUI(Canada)…硬質な岩石のある大海
・ALEXANDER GADJIEV(Italy/Slovenia)…宣教師
・MARTIN GARCIA GARCIA(Spain)…情熱の炎、語り部
・EVA GEVORGYAN(Russia/Armenia)…純白、無垢
そして、明日(日本時間の今夜日付が変わって間もなく)残り4名の演奏が行われます。
個人的に期待している小林愛実さんもその中のお一人です。
心より健闘を祈っています💫