積み木を重ねていくように

3月も半ばを過ぎ、今年度も無事にレッスンを締めくくる時が近づいて来ました。

さかいピアノ教室(松本市)《子供のピアノコース》では、全ての生徒の皆様に基礎力を身につけていただけるよう、工夫を凝らしたレッスンを今年度も着実に行なってまいりました。

当ピアノ教室では、音楽の三要素である『メロディー・リズム・ハーモニー』の知識と、それらを活かしたピアノ演奏技法をバランスよく身につけていただくために、小さなお子様にも理解できる様に工夫したレッスンを行なっています。

 

最近、多くの小学校低学年の生徒の皆さんのレッスンで行なっているのが、調性の理解についての内容です。

教本の中に出てくる『長調・短調・長調・短調…』これらの調性を理解するはじめの一歩は、下記↓の内容です

 

ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド ☜イタリア語

ハ・ニ・ホ・ヘ・ト・イ・ロ・ハ ☜日本語

 

生徒さんに次の質問をすると…

『ドレミファソラシドって何語かな?』

ほぼ100%…

『英語でしょ!』

と答えが返って来ます😅(なぜか、外来語は英語!と刷り込まれている様です。)

そこから、指導者さかいの諸々のお話(印象深くわかりやすい解説を工夫して)が始まります。

小学校低学年までの子供の生徒さんには、まずはここまでをしっかり理解していただきます。

 

 

上記の理解が身についた上で、さらにその先にはコードネーム(ポピュラー音楽には欠かせない)ドイツ音名(クラシック音楽には欠かせない)…以下の理解へと進んでいきます。

 

C・D・E・F・G・A・B・C(シー・ディー・イー・エフ・ジー・エー・ビー・シー☜英語(コードネーム)

C・D・E・F・G・A・H・C(ツェー・デー・エー・エフ・ゲー・アー・ハー・ツェー)  ☜ドイツ語(ドイツ音名)

 

 

常日頃から、私たちが聴いたり演奏したりしている西洋音楽の基礎の理解を幼い時から自然に行うことで、今後一つ一つのピース(積み木)が高く積み上げられた時に、それらの音楽の素晴らしさを深く深く享受することに繋がっていくことでしょう。

そんな願いを込めて、これからも『音楽って面白い❗️ピアノって楽しい❗️』と思っていただけるようなレッスンを行なって参ります。