子供たちは天才表現者
昨日は、オペラの練習に伴奏者として参加させていただきました。
歌い手さんが、ある場面で表現することの難しさに直面している姿がありました。
音楽では喜怒哀楽、様々な感情を表現することができます。
『音楽に感情表現を乗せて演奏すること』
言葉にすると一見簡単なことに思えますが、実はとても難しいことだと思います。
ピアノを演奏する時には、歌を唄う以上に難しいことです。
よく落ち入りがちなのが、楽譜に忠実に演奏することだけに囚われてしまうこと。
演奏する曲について、作曲者の意図、作曲された時代背景などを汲み取り、さらにその音楽が伝えたいものを表現しつつ演奏しなければなりません。
赤ちゃんや幼い子供たちが自然体でいる時、楽しい時は笑い、嬉しい時は飛び跳ねて喜び、悲しい時は声を上げて泣き、悔しいとジタバタ暴れて周りに当たり散らし…
とにかく感情をあるがままに表現しています。
音楽を表現する時に、幼かったあるがままの自分を思い出し、心の底から湧いてくる感情に一時身を任せてみるのも良いかもしれません。
さかいピアノ教室の子供のピアノレッスンでは、生徒さんの真っさらでピュアな感受性をそれぞれの個性として受け止め、演奏に結びつけられるように意識したレッスンを行っています。
お子様お一人お一人それぞれに個性があり、その魅力を伸ばしてあげることがレッスンの醍醐味であり指導者の喜びです。
一回一回のレッスンで生徒さんと向き合う時は真剣勝負!
一回たりとも同じレッスン展開はありません。
目の前にいる生徒さんの目が「キラッ✨」と光った瞬間を見逃さないよう、こちらも真剣です。(生徒さんの集中力と興味がマックスの時を見逃さない👍)
生徒さんの5年後、10年後の姿を想像するととても楽しく幸せな気持ちになります😊