心の音楽を演奏に乗せるには

 

便利な時代になりました。

今は、聴きたい時に聴きたい音楽を瞬時に聴くことができます。

世界中の音楽を好きなだけ聴くことができます。

最近、同じピアノ曲を様々な演奏者の演奏で聴き比べることが多々あります。

同じ作品でも、心を動かされる演奏とそうでない演奏の違いはなんだろう?

私が強く思うことがあります。

それは、演奏者の内側にある『心から湧き出る音楽』が演奏の音に乗って表現されているかどうか、ということです。

どんなに幼いお子さんの拙い演奏であっても、心から溢れる音楽が音色となって表現されていると感動します。

反対に、技術ばかりに気を取られていたり表面ばかりを取り繕った演奏は、聴いていて感動しないばかりかこちらが苦しくなることさえあります。

自分が演奏する時も、この『心から湧き出る音楽』は常に忘れてはならないと思っています。

 

 

さかいピアノ教室(松本市)では、全ての生徒さんが以下のことを学んでいきます。無理なく身につけられよう、生徒さんお一人お一人に最適な方法でレッスンしています。

① 楽譜を読む能力(同時に楽譜を書く能力)を養います。

② 音楽の三要素《リズム・メロディー・ハーモニー》の理解と演奏をバランス良く学んでいきます。

③ ピアノを演奏する技術を基礎から学びます。(身体や手指の使い方、姿勢や呼吸、他についても必要に応じて学んでいきます。)

④ 心から湧き出る音楽を演奏表現できることを目指します。

生徒さんが心から音楽を楽しみ演奏できるよう、日々のレッスンを工夫して行っています。

参照:ピアノを弾くことは歌うこと