四季のうつろいは大きなヒント
さかいピアノ教室(松本市)に姉妹で通ってくださっているMちゃん(小学4年生)&Mちゃん(小学1年生)。
ご入会してくださった当時は小学1年生になったばかりのお姉ちゃんMちゃんと年少さんだった妹Mちゃん…そのお二人のさかいピアノ教室(松本市)でのレッスンは早くも3年が経過しました。
お姉ちゃんMちゃんは高学年になって小学校の金管バンドの活動にも参加し、積極的に音楽に関わるようになって、ピアノの演奏もメキメキと上達しています。
そんなお姉ちゃんの影響もあり、妹Mちゃんも同じくご自宅のピアノの練習がすっかり習慣になってきたようです。
今年の発表会で、妹Mちゃんは『春』の題名が付いた曲を演奏します。
Mちゃんは、最近では演奏曲を暗譜でしっかりと演奏できるようになってきました。
そこで、先日のレッスンでは、演奏曲を更に情緒豊かに演奏できるように『春』のイメージのお話しをしました。
まずは、Mちゃんに春・夏・秋・冬…四季について、それぞれ思い浮かぶものをあげてもらいました。
小学1年生のMちゃんにとって、それは簡単なことではない様子😅
余談ですが、私たちの住むこの日本という国でも季節感は変わって来ていますので、「四季を感じるもの」を列挙するのも難しくなりつつあるのかもしれません。
それぞれの季節をイメージしたものについてお話しした中で、Mちゃんが『春』についてあげてくれたものは…
⭐︎桜が咲く→きれい
⭐︎学校に行く(今年の春に小学校に入学したMちゃんです)→お友達がいっぱいできて楽しい
Mちゃんのあげてくれた『春』について更に深く語り合った後、『きれい』や『楽しい』のイメージを持ちながら発表会の演奏曲を弾いてみよう!とお話ししました。
楽しそうに…笑顔で演奏してくれたMちゃんの演奏は、以前より深みが増したように感じられました。
小さな子供の時から、何気ない日常の中にある様々な物・事をじっくり見つめ、感じることを大切にしていただきたいと思います。
特に四季折々の移ろいは、音楽をはじめとする芸術とは切っても切れない深い繋がりがあります。
それらを心から感じる積み重ねが、ピアノを演奏する時の大きなヒントになって行くと思います❣️