素直に実践する生徒さんは…メキメキ上達✨

さかいピアノ教室(松本市)の来月開催される発表会について、昨日もブログに記しました。

1日も開けずに「またブログを書きたい❗️」と思うレッスンが続いたのでここに記したいと思います。

 

さかいピアノ教室(松本市)の現在のレッスンは、それぞれの生徒さんが発表会で演奏する曲の仕上げの段階に入っています。

毎年、発表会の選曲をする時は、それぞれの生徒さんの実力よりほんの少しだけ難易度の高い曲を選ぶ様にしています。

するとどの生徒さんも、日頃の教則本の中の曲は演奏できても、発表会の演奏曲を数ヶ月かけて仕上げていく中で必ず大なり小なりの壁にぶつかります。

その壁を克服していく中で、生徒の皆さんのテクニックと表現力が確実にレベルアップしていきます。

レッスンで、一つ一つ壁を乗り越えていくための方法を、指導者自らが実践しながら、分かりやすく丁寧に、粘り強くお伝えしています。

 

♪ Hくん(小学3年生)は、三部形式(A-B-A)の演奏曲の準備を頑張っています。

A部分はスラスラと上手に演奏できますが、B部分で雰囲気が一変(音数が増え、雰囲気も大きく変化)すると、ミスをしたり止まってしまったりテンポが急に遅くなってしまったり…と、苦労していました。

 

♪ Yちゃん(小学4年生)は、初めてダンパーペダル(右のペダル)を使って演奏します。

ペダルを使う部分は、ご自分の耳で響きをよく聴きながら演奏できています。

しかし、中間部に、テクニック的にとても難しい8小節の部分が出てきます。

左手は保持音の連続、そして、右手のメロディーの音はオクターブ以上次々に飛び続けます。

いつも、この部分に差し掛かると演奏曲が途切れてしまい…そこを過ぎると、また何事も無かったかのように最後まで楽しそうに演奏を完了していました。

 

上記は、お二人とも数週間前(壁を克服する前)の様子です!

その壁を克服できるように、お二人に課題を出してご自宅でその練習を行なっていただきました。

それはズバリ☝️以下の練習です。

① 上手く弾けない箇所の部分練習

② ①ができたら、最初から最後までゆ〜っくりのテンポで通す練習

(上手く弾ける所だけテンポが速くなる!←を固く固く禁止)

 

Hくん、Yちゃん共に、これを素直にしっかりと実践してくださり、ここ数日のレッスンでは、それぞれの演奏曲を最初から最後まで気持ちよく通して演奏できるようになりました✨

 

素直に実践する生徒さんは…メキメキ上達する✨

全ての生徒の皆さんに、克服方法をレッスンでお伝えさせていただいています。

実践できる生徒さんの成長ぶり✨がハッキリ目に見えて(耳に聴こえて)😊指導者として一番嬉しい瞬間となっています❣️