日常の延長線上にある楽器演奏

本日、青沼愛先生のアレクサンダーテクニークレッスンを受講しました。

今回は第4回目となります。

アレクサンダーテクニークとは

今回のレッスンも、ハンズ・オンの(触覚を使った)ご指導で、頭から足の先まで身体の全ての部分の無駄な力みを解放しつつ、自然に身体が連動して動いていく感覚を呼び覚ますレッスンを行いました。

その後、楽器演奏時の呼吸について、そして演奏時の理想の心身の状態について、先生よりお話を聞かせていただきました。

楽器を演奏する者にとって永遠の課題である…“無駄な緊張状態”から脱する大きなヒントをいただいたように感じました。

私自身、聴衆の前での演奏はいつも緊張を強いられます😂

生徒の皆様からも、発表会の時やレッスンの時に『どうしても手が震えていつもの様な演奏ができません。』といった悩みを何度もお聞きしています。

青沼先生ご自身もフルート奏者として、舞台上でのたくさんの演奏経験をお持ちです。

その時に、アレクサンダーテクニークメソッドからヒントを得て、“より良い緊張状態”を保ちながら演奏することを実践されていらっしゃるようです。

それは、日頃の練習やレッスンの時から常に行うことで、舞台上でも実践できることだそうです。

楽器演奏はあくまで日常(普段の動き)の延長線上にあること!

この意識こそが『鍵』であることがわかりました。

楽器演奏をする時に、“特別に構えてしまうこと”こそが身心の余計な力みとなり、緊張したり失敗してしまう原因であるということがわかり、目から鱗でした。

さかいピアノ教室(松本市)の普段のレッスンでも、生徒さんが『ピアノの前に座る=特別な時』というふうに、無意識に空間認識を変えている自分がいたことに気付かされました。

その無意識の認識こそが、生徒さんにとっての無駄な力みや緊張を生み出しているということ…確かにその通りかもしれません😓

これからも指導者として、演奏者として、ますます研鑽を積んでいきたい!と改めて感じた今日のアレクサンダーテクニークレッスンでした。

青沼愛先生、ありがとうございました❣️