発表会の演奏曲の譜読みが始まっています🎼
さかいピアノ教室(松本市)では、発表会に向けて生徒の皆さんの演奏曲の譜読みが始まっています。
先月、各々の生徒さんに最適な選曲をほぼ完了しました。
幼い年齢の生徒さんは、もう少し時間をかけて様子を見ながら方向性を決めていきます。
もうしばらくお時間を頂戴します。
さかいピアノ教室(松本市)の発表会では、生徒さんそれぞれの実力より少し難易度の高い選曲を行っています。
楽譜をお渡しすると『エッ?!』と皆さん一瞬、目が点(・・;)になります。
普段のレッスンで音の読み方やリズムの取り方を勉強している教本とは比べ物にならない程たくさんの音の羅列、未知のリズムや記号の数々…
でも、大丈夫です😊👌
レッスンで、指導者が一緒に一つ一つ丁寧に説明しながら譜読みを行っていきます。
そんな中、多くの生徒さんが向き合っているのが、曲の始まりに多く見られる《アウフタクト(弱起)》をどう演奏するか?ということです。
・Mちゃん(小学2年生)シドレ
・Yちゃん(小学2年生)ソラシ
・Sちゃん(小学6年生)ラレファ
・Aちゃん(小学4年生)シドレソ
・Rちゃん(小学3年生)ミレミ
5人の生徒さんの演奏曲の始まりは、上記のピンク部分の弱拍音で始まるものです。
その後の青い強拍音へ到達する一瞬のフレーズをどう演奏するか。
それぞれのレッスンで、それぞれの生徒さんがより良いフレーズ演奏ができるようイメージを膨らませるためにお話しをします。
・弱拍から強拍へ音が高まって行くフレーズは、気持ちを乗せてエネルギーを昂めて行こう!
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・どんな時に気持ちが上向きに(ワクワク)なるかな?〇〇ちゃんの嬉しい時ってどんな時?
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・言葉を当てはめるとどんな言葉がピッタリ来るかな?
等々…
その後、そのフレーズをどんな手指の使い方、拍の感じ方で演奏するのが最適か…生徒さん自身が納得の行く演奏方法を一緒に実践して行きます。
・手首に余分な力が入ってないかな?
・鍵盤にピタッとハマる指先センサーは準備OK?
・音が出る前の空白の拍感をちゃんと感じてる?
等々…
譜読みが始まったばかりの皆さんです。
ついつい音の羅列を先へ先へとただ無表情に追っていき「とりあえず全ての音を弾けるようにしたい!」と急いでしまうのが常々です。
もちろん、早い譜読みは大歓迎です。
しかしその時に、心のこもった温もりのある音を紡いでいくことやイメージを音に乗せることetc.を置きざりにしてしまうことのない様に、一つ一つレッスンで確認していきます。
それぞれの生徒さんならではの演奏曲を完成させて発表会で披露できるように、1回1回のレッスン時間を大切にしていきたいと思います。