一つずつクリアしていくYちゃん(小学3年生)
さかいピアノ教室(松本市)《子供のピアノコース》へご入会して1年9ヶ月になるYちゃん(小学3年生)は、発表会の演奏曲の準備に余念がありません。
1曲が三部構成になっているその曲のテーマのメロディーは、重音で成り立っています。
重音でありながら、かつ美しくなめらかにうたって演奏しなければなりません。
そもそもピアノという楽器の特性上、スラーの意識を持って音から音へつなげて行くこと自体が難しいのですが、それが重音の連続となれば更に難易度が増してしまいます。
重音は、二つの音をピッタリ合わせて打鍵しなければなりません。
少しでもずれてしまうと、音楽がピンぼけして締まりの無いものになってしまいます。
また、重音は二つの音の音量バランスを意識しなければなりません。(二つの音の音量配分はどのようなバランスが美しい?)
重音の連続となれば、その一組一組の音量バランスをとっていく必要があります。
そして更に、重音のスラー演奏に至っては指をどのように使っていくか(指遣いや指を鍵盤から上げるタイミングなど)の計画性が求められます。
ここまでお読みいただいて…ピアノ演奏をしたことがない方にとっては❓の内容だと思います。
ピアノ演奏経験のある方は、そうそう!大変なんだよね!と感じていただけるのではないでしょうか😂
現在Yちゃんは、そんな難易度の高い課題をクリアしていくために、丁寧に重音の演奏を磨いていくレッスンに真剣に取り組んでくださっています。
ピアノを弾くことと同じくらい、お友達と一緒に遊ぶことが大好き!というYちゃん。
『毎日毎日、お友達と遊ぶことに忙しくて…気がつくと、ピアノの練習時間がなくなってしまうんです。』
レッスンの送迎でご同行くださるお父様が、嘆いていらっしゃいます。
でも、大丈夫です❗️
Yちゃんの様子を見ていると、限られた時間の中でしっかりと集中してピアノに向かっている様子がわかります。
ピアノの練習も大切ですが、お友達と思いきり遊ぶ時間も大切です。
Yちゃんが様々な体験を通して成長してくださることが、自ずとピアノ演奏の表現力に結びついていきます。
数ヶ月後の発表会で、Yちゃんが素敵な演奏を披露してくださることがとっても楽しみです✨