お教室を変わって再スタートMちゃん、そして初めてのレッスン妹Nちゃん
新年度開始の今月から、さかいピアノ教室(松本市)子供のピアノコースでレッスンをスタートしたMちゃん(新小学1年生)&Nちゃん(新年中さん)姉妹。
お姉ちゃんMちゃんは、小学校入学を機にピアノレッスンを新たな環境で再スタート♪
妹Nちゃんは初めてのピアノレッスンのスタートです♪
障がいをお持ちのMちゃんですが、2月に無料体験レッスンを受けてくださった時の「音楽が大好き!ずっとずっとピアノの音色に寄り添っていたい!」そんな印象に変わりはなく、元気いっぱい当ピアノ教室でのレッスンを開始しました。
Mちゃんは、少し前から複数の音楽教室にて様々な音楽体験をされてきたようです。
その内容は、お歌を唄うことや打楽器を使ったり身体を動かしたりしながらのリズム活動がほとんどだったそうです。
体験レッスンの時に、お父様、お母様からじっくりお話を伺いました。
その中に、Mちゃんがピアノに触れることを楽しみ、模倣からピアノ演奏が少しでもできるようになれば、というご希望のお言葉がありました。
ピアノ指導には様々な考え方があります。
導入の段階ではピアノに触ることは許されないという指導方法もあるかもしれません。
まずは音楽の基本となる音感教育や情操教育をみっちり行って、その下地が整ってから楽器に触れるべき!という考え方はある意味正しいと思います。
演奏家のプロとなるためにはそれも本来の王道たる指導方法なのかもしれません。
でも、保護者様から伝わってくるのは、音楽が大好きなMちゃんに純粋にピアノの音色を楽しんでほしいという強い思いでした。
正直なことを申しますと、私自身Mちゃんの障がいについてはわからないことがほとんどです。
Mちゃんにとって最適なレッスン内容とはどんなものだろう…体験レッスンの日からレッスンスタートの日までずっと考え続けました。
障がいをお持ちのお子様をお持ちでピアノ指導をされている友人の先生からアドヴァイスをいただいたり、指導書を改めて読み直してみたり…
責任の重さは日に日に増すばかりでした😞
でも、ある日思い至りました。
もし、Mちゃんが私自身の子供であったらピアノに触れたいと熱望する娘にどんなふうに接するだろう?そんな想像をしてみました。
答えは単純明快です。
触れたい鍵盤に触れさせてあげること🎹〜🎶
まずはそこからMちゃんのピアノ演奏の可能性を見出していこうと心が決まりました。
今後のレッスンでは、ご同行くださるお母様からMちゃんの障がいのことを一つ一つ教えていただきながらのレッスンとなることでしょう。
試行錯誤を繰り返しながらも、精一杯Mちゃんと音楽を楽しみながらレッスンを進めていこうと思います。
妹Nちゃんは、憧れのピアノレッスンを真っさらな状態からスタートです。
お姉ちゃんのレッスンをじ〜っと見つめながら、ご自分の番が来るのを静かに待っていてくれます。
ご自分のレッスンがスタートすると、瞳をキラキラさせて楽しそうに一つ一つのレッスンメニューに取り組んでくれるNちゃんの嬉しそうな様子が印象的です✨
「そうそう、これがやりたかったんだよ〜♪😄」
というNちゃんの心の声が聞こえてくるようでした。
MちゃんとNちゃんが姉妹で寄り添いながら、ずっとずっと「音楽って楽しいな!ピアノって素敵だな!」と感じてくださるように、これからのレッスンを工夫して行っていきたいと思っています。
さかいピアノ教室(松本市)では、常に生徒さんお一人お一人の未来を想像し、より良いレッスン内容を提案しています。
指導者の思い…👇改めてお読みください。