和声っておもしろい

さかいピアノ教室(松本市)では、小さな子供の生徒さんのレッスン時から、教材の中に含まれる『和声の理論』(基本)をわかりやすくお伝えしつつその応用実践も行っています。

和声の理解を深めることが、表現豊かなピアノ演奏に繋がっていくことになるからです。

 

♪ 小学校低学年では、調性のことや曲の基本となるI、Ⅳ、Ⅴの和音とその仕組みについて理解していただきます。

♪ 小学校高学年では、上記にプラスしてその他の和音や転調について理解していただきます。

♪ 中学生〜では、実際に演奏曲の楽曲分析を行います。

それぞれ、段階を踏んで生徒の皆さんに丁寧に説明し、その実践(ソルフェージュ教材を使って伴奏付け、等)を行うことで、無理なく自然と理解を深めていただいています。

 

指導者さかい自身も、今までクラシック音楽の和声や楽曲分析をピアノ演奏に活かしてきました。

最近では、ジャズのレッスンを受講する中で、さらに大きな気づきを得ています🧐

クラシック音楽の和声理論=(イコール)ジャズ理論でもあること!

バロック時代のJ.S.バッハ〜近現代の作曲家ドビュッシーやラヴェルの楽曲を分析してみると…

ジャズ理論のテンションやスケールが当てはまることが理解できて、『音楽は一つ!』を強く実感しているところです😄

以前のブログで紹介した、藤田真央氏の著書内に出てくるブラッド・メルドー氏の演奏は、まさしくこの象徴だと感じています。

時代の流れとともに音楽は進化し、次々と新たな潮流が生み出されてきました。

今を生きる私たちが‘クラシック音楽’と呼んでいる作品も、生み出された当時はアバンギャルドな(もしかしたら生み出された当時は理解されない)位置付けだったかもしれません。

しかし、‘本物’は残り続け受け継がれてきました。

時の流れとともに、今後どんな音楽が生み出され、どんな音楽が数十年〜数百年後も残り続けていくのでしょうか…

それら全ての基本となる『(西洋音楽)和声の理論』を学び深め、それらを活かしたピアノ演奏表現ができる喜びと尊さを…最近改めて噛み締めている指導者さかいです✨

さかいピアノ教室(松本市)のレッスンで、生徒の皆さんにも同じ喜びや感動を味わっていただけるように、ますます工夫したレッスンを行っていきたいと思っています❣️